ポルトガル菓子人気ナンバーワン!ポルトガルではいつでも何処でも食べられる、パリッ.サクッ.トロ―リの三拍子を楽しめる皆が大好きなお菓子の最も美味しい作り方を教えします。
ポルトガル人に「好きなお菓子は?」と尋ねたら、「パステルデナタ!」と答えるほど、ポルトガルでは国民的な人気のお菓子。Castella de Pauloでも迷ったらコレ!とおすすめしています。
- 材料(25~30個分)
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皮
中力粉……800g
冷水……400ml
塩……5g
グラニュー糖……ひとつまみ
無塩バター……80g
折り込む無塩バター……700g
クリーム
牛乳……1000ml
グラニュー糖……250ml
黄卵……10個
薄力粉……50g
コーンスターチ……50g - 作り方
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- ミキサーに中力粉、塩、グラニュー糖、無塩バターを入れ、水を少しずつ加えながらミキシング。耳たぶほどのかたさでボールにつかなくなるくらいになったら取り出し、10分生地を休ませる。
- 折り込む無塩バターはテーブルにたたきつけ、約30cm×20cmほどの長方形にのばしておく。①の生地でバターを包み、3つ折りを1回、4つ折りを1回した後、厚さ約3mm~5mmの長方形にのばす。生地の横の部分から空気が入らないように、巻き込みながらロールする。乾燥しないようにラップに包んで30分〜1時間ほど冷蔵庫で休ませる。
- ロール状の生地を直径3cmの大きさになるように、転がしながらのばす。
- 生地を2~2.5cm幅にカットしていく。切り口を上にして型に置いていく。その状態で30分休ませる。
- 両手の親指を使って生地を型に沿わせて広げる(指を水にぬらすと作業しやすい)。型より生地が3mmほど出るように伸ばし広げる。
- 中身のクリームを作る。薄力粉、コーンスターチ、グラニュー糖を合わせてよく混ぜておく。
- 牛乳をフツフツと沸騰しだしたところへ、合わせた粉類とグラニュー糖を一気に加え、泡立て器でトロリとするまで火を消さずに混ぜ合わせ、粉臭さがなくなる程度までさっと煮る。クルクルかき混ぜるとのり状になってしまうので、泡立て器は前後に使うようにする。火から下ろし人肌になるまで冷ます。
- ⑦に卵黄を加え、むらのないように泡立て器で混ぜる。これでクリームができ上がり。⑤の生地の中央に入れる。
- 320℃のオーブンの下火をきかせて10分。天板の向きを変えて5~10分。表面に黒い焦げ色がつくまで焼く。
- オーブンから出してすぐに霧吹きでさっと水をナタの表面にかける。こうするとつやがでる。
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※まだ温かいうちに、お好みでシナモンパウダー(分量外)と粉砂糖(分量外)をかけていただくのをおすすめします。