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金木犀

今日も北野天満宮の大鳥居西側の垣根から金木犀のいい匂いがする。
大好き、このかおり。
子どもの頃の運動会を思い出す。
友達と50m走で1等になろうね、
といって金木犀の花を詰めたお守りを作って
走った。
結果は覚えていないが
金木犀の香りは私の脳の届く気がする。

実は今年の2月に購入した中古住宅にも金木犀が植わっている。
今朝、3本の枝を切ってキッチンに飾ってきた。

「ブラジルでは金木犀のことを“皇帝のジャスミン”って呼ぶらしいで」
とパウロが言っていた。

スタッフにそんな話をすると
彼女は言った。
「私にとっては金木犀ってトイレの香りなんですよね。
だからあんまり好きじゃない。」
なるほどね。

リスボンのバイシャ地区の市電が通る、手芸屋さんが集まっている道に香水屋さんがあった。
そこは香水も調合してくれる店であった。
そこでも金木犀の香りを購入したことがあるのを思い出しておりました。
1年で1番いい気候のときに花を咲かす。
「いい季節ですねー。」
「気持ちいいですねー。」

さ、今日も1日楽しく、少し緊張しながら肩の力を抜いて、スピーディーに仕事に取り組みます。
さ、さ、さ、今日は何人の人にポルトガル菓子を認知してもらえるのか。
いざ、勝負!