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プーカラ壺の鶏料理、再び登場!

2年前だったか、3年前だったか
店のスタッフの賄い料理にポルトガルから持ってきたプーカラ壺
に入れて調理する鶏肉料理を出した。
しかし、なんの反応もしてもらえなかった。
まかない料理なんだけど
感動や驚きを与えたかった、、、、、。
でも何かを感じていたのかもしれないけれど
声にでることはなかった。
ポルトガルのアルコバッサ(リスボンの)の郷土料理。アルコバッサはでどっぷりした蓋つきのツボごとオーブンで焼いてテーブルに出す。素朴なんだけどポートワインなんかも入りゴージャスな味わいとなる。
私的にはワクワクしながら出来上がりまでをとても楽しい気分で待つポルトガル料理。

で、数年前にこのプーカラ壺の鶏料理を作ってもなんの反応もしてもらえなかったから
非常に落ち込んだ私はこの料理を封印したのでした。
つまり、スタッフ教育ができなかった私自信に対する落ち込み。
ポルトガルを知ってもらいたいがためにバカみたいにせっせとポルトガル料理を作っているけど何にも伝わっていないし、伝えていないし、、、、っていう落ち込み。

けど最近またもう一度プーカラ壺の鶏料理を作りたくなって、皆に喜んでもらいたくって
ポルトガルのことを知ってもらいたくて、壺をとりだした。懲りない性格。

あらかじめ同じ失敗は経験したくないので、
自分自身ががっかりしないように
「今日のお昼のまかないはプーカラ壺のチキンや。食べるときに大げさに感動してみてなー!」とお願いをしておきました。
結果。もちろん“美味し―!”と絶賛の嵐です。
うひゃひゃひゃひゃー。
こうして私は乱れた自律神経を整えております。