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GW最終日。雨の中で待っててくださったお客様は、、、、

我がカステラ ド パウロの開店時間は9時半。
でも9時前から扉の前にいらっしゃる女性の方がお待ちだったので
とりあえずパンフレットだけを渡しておいた。
9時半、オープンと同時にお待ちのお客様がご入店。

知人からの紹介でうちにこられたとのこと。
今日はお見舞いにお届けする5000円くらいの
お菓子を何にすればよいのか
わからないので相談にのってほしい、とのことだった。
お話をきくと
彼女は
昨日
車の運転をしていて
おばあさんと人身事故。
おばあさんは転倒、骨折、外傷で入院。
1人暮らしだが
息子さんが交渉役になられているということ。
お客様は
非常に悩まれていて、
申し訳ないことをした
と涙をながされていた。
そこでお見舞いのお菓子として
柔らかいもので
少し日持ちのするものを希望された。
大変気落ちされていて
こちらもその辛さが伝わってきた。

それで私はおもわず
そのお客様をハグして
「大丈夫、大丈夫ですよ。」
「きっとすべてがうまくいきますよ。」
と自分の希望を言葉にした。

うちのお菓子には
「後の事は任せたよ、
このお客様を助けてあげるんやで」
と箱詰めしながら
しっかりと話しておいた。

お菓子屋の役割。
あらためて勉強させていただきました。