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日本の中のポルトガル

ポルトガル菓子&料理を追っかけて人生の30年をポルトガルで生きてきた私にとって
今日本でお付き合いしているほとんどの人がポルトガルで出会った人たち。
 2014年に日本で開業するために京都に戻ってきてからも、そうだ。

 こないだはリスボンでの友人・漫画家のヤマザキマリさんが仕事の後できてくれた。
本当に久しぶりに再会できて、うれしくて、気分がポルトガルになった。ちょっと時間がバックした感覚にもなった。
 
ご来店してくださるお客様も、以前の旅行でポルトガルが好きになった人や私が営んでいたゲストハウス?に泊まって下さった方々、ポルトガルでは菓子業を営みながらいろんな仕事を依頼されたら必ず受けていたのでポルトガルで一緒にお仕事をさせてもった方々などなど、、、
この京都の店も2014年6月まで生きてきたポルトガルでの人間関係で成り立っている。

 店の奥の工房から店の前を歩いている人の姿がみえる。うちの店の前で入店しようかどうか悩みながらメニューをみている人をみると
「うちの店の扉を引いて入ってもろたら人生が切り開かられるよ! 悩むなら入ろう!」と心の中で願うのであります。
 「入る」選択、「入らない」選択
「入る」を選択した人たちを後悔させたくない。
「入る」の選択をした瞬間からポルトガルに好意をよせ、人生観がちょこっと変わるかも?です。全然知らない人に親切にしたくなるかも?誰かに手を差し伸べたくなるかも?素の自分をさらけ出したくなるかも?
そんなマジックがポルトガルの魅力の一つかもしれません。