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修学旅行

GWが終わってから
北野天満宮には全国からやってくる修学旅行生でにぎわっております。
ただ我がポルトガル菓子店カステラ ド パウロに入店される修学旅行生はあまりない。というかほとんどない。残念なことです。
しかしそんな中数は少ないが入店しカステラやパォンデロー、ナタ、ビスケットを購入してくれる生徒さんもいる。そんな希少な生徒さんたちにちょっとでもポルトガル菓子をアピールしようと私は張り切ってしまいがち。
 2階に設営してあるパォンデロー作りに使う卵の泡立て道具を使用し、仮の泡立てを体験してもらう。両方からロープを引っ張ってもらい泡だて器をまわしてもらう。昔からの道具ではありますが現在もこの泡だて器を使ってパォンデローを焼いている人がいることを伝えている。また二条城ネタとして「二条城建設中に織田信長はポルトガル人宣教師フロイスに会って彼からコンペイトウをプレゼントされたんだよ。」カステラのルーツであるパォンデローも食べたかもしれないね。」と、語ります。
 中学生にとってうちの店は敷居が高すぎる、と思う。それなのに入店して購入してくれるなんて将来の見込みがある人材に違いない、と感じます。
 修学旅行のグループの中で一人仲間外れに見える子にはより一層親切にはなしかけるようにしている。修学旅行を楽しいものにしてほしいから。
今日は親御さんにカステラ ド パウロでカステラとパォンデローを買ってきて、と頼まれたからきた、という生徒さんもいた。
 子供たちにとっても記憶に残るお菓子を作っていきたいなぁ。