11月も半ば。
ボーロレイの予約も順調に入っております。
しかし、いったいいつになったら
シュトーレンみたいに
日本のパン屋さんにボーロレイは根付くのでありましょうか?
もちろんシュトーレンも美味しいよ。
ご近所のパン屋さん(奥さまがパティシエ)で購入させていただいた栗入りシュトーレンもおいしくいただきましたよ。
でも
なんでボーロレイは
浸透しないんだろう?
私の努力不足か?
先日関西のテレビ番組の取材に協力。
また立命館大学生の授業の協力でも取材を2時間みっちり受けた。
これらのことで、私はいつも自分の人生を振り返れる。
だから取材は有り難いこと。
大学生の時に長崎旅行をして
一切れのカステラをほおばったことで
「今のポルトガルのお菓子ってどうなってんだろう?」と
素朴な疑問を感じたことが
ポルトガル菓子道にはいったきっかけ。
ポルトガル菓子や料理のことが知りたくて知りたくて
ひたすら行動したこと。
沢山の人から
伝統菓子をみせてもらったこと、教えてもらったこと、取材させてもらったこと
本当にたくさんの経験をさせていただいたことを思い出せる。
それで
自分のやってきたポルトガル菓子道をふりかえると
「恩送り」をしなきゃ。
日本の人に
ポルトガル菓子を知ってもらわなきゃ
となる。
今年もクリスマスシーズンになるのが
正直ちょっと怖い。
体力もつかな?とか思う。
でも
きっと、きっと
少しずつ
前に進めている。